2026年7月20日

2026年度 伝達講習会報告

7月11日(土)・12日(日)の両日、水泳学校に先立つ伝達講習会を実施しました。

伝達講習会は、夏の水泳学校本番を前に、教職員とOBが巣園流の泳法や指導法、安全管理の要領を確認し、その技術と精神を次代へ伝えるための合宿です。

初日は、本年から新たに実施した避難訓練から始まりました。
宿舎である館山旅館から、館山市の津波一時避難ビルに指定されている安房西高等学校(屋上海抜15メートル)までの避難経路を、実際に歩いて確認しました。

海を舞台とする水泳学校にとって、地震や津波への備えは欠かすことのできない重要な取り組みです。
参加者全員で避難経路や所要時間を確認し、安全管理への認識を共有しました。

続いて海岸では泳法指導を実施しました。
初めて参加する先生方にも指導手順が確実に伝わるよう、浅瀬で基本から段階的に伝達を実施。
夕刻には、東京湾越しに富士山が姿を見せ、館山ならではの美しい景色の中で初日の講習を終えました。

二日目は、沖ノ島遠泳組と泳法訓練組に分かれて講習を行いました。

沖ノ島遠泳組は午前9時6分に入水。
沖ノ島から北条海岸まで約2.9キロメートルを約1時間50分かけて泳ぎ切りました。太鼓や救命具を積載した船が伴走する安全体制のもと、隊列を保ちながら「エイヨー、エンヨー」の掛け声を響かせて力強く泳ぎました。

沖合では、東京海洋大学の学生による水揚げ実習を間近に見る場面もあり、伴走船には巣園流旗が掲げられ、泳者を見守りました。

二日間の講習を通じて、泳法や指導法、安全管理について共通認識を深めることができました。
ここで得られた経験や課題を水泳学校本番へとつなげるとともに、巣園流の伝統を安全に、そして確実に次代へ継承してまいります。

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